韓国人とわかめスープ
- 志英 柳
- 3月27日
- 読了時間: 2分
안물안궁(アンムラングン。:「안 물어봤고 안 궁금하다聞いてないし知りたくない」の略)で、TMI(Too Much Information)だと思いますが、
数日前、わたしの誕生日でした。
미역국(ミヨックㇰ:わかめスープ)を食べました。

韓国人は誕生日にわかめスープを食べます。
誕生日になると周りの人に必ず聞かれます。
「わかめスープは食べた?」
わたしも連絡をくれたみんなに言われました。
赤ちゃんを産んだ韓国の女性は毎日わかめスープを食べます。
わたしの場合日本で出産しましたが、韓国から母が来てくれました。
母が料理など家事を手伝ってくれたのですが、
退院して1ヵ月近く毎日、一日三食わかめスープが出てきました。
わたしは元々わかめスープが好きなので、飽きることなくよく食べました。
わかめは栄養豊かなのに手に入れるのも難しくなかったので昔から子供を産んだ女性にスープにして食べさせていたそうです。
誕生日にわかめスープを食べるのは自分の誕生日を祝うというよりは、自分を産んでくれた母に感謝しようという意味が強いです。
私を産んだ後の母が毎日のように食べていた食べ物だからです。
わかめスープは誕生日にも食べますが普段からよく食べる料理です。
作り方もとてもシンプルで、わかめをごま油で炒めてから水を入れてよく沸かしてうすくち醬油で味付けします。
わかめ以外の具は牛肉が一番一般的で、好みによって貝や魚、わかめ以外何も入れないこともあります。
ウニや、カキ、タイなどがメインになる地域もあります。
しかしわかめスープを食べちゃダメな時もあります。
試験を受ける日です。
わかめがにゅるにゅるしていることから、わかめを食べて試験にすべりやすくなるかもという心配で試験の日はわかめ禁止です。

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